ストーカーが来た

これもある人が体験した実際にあった話です。
ある男の人が当時付き合っていた女性に自分の部屋の鍵を渡したそうです。
最初は二人はそれこそお似合いのカップルでした。しかし、ちょっとしたことから口論になり、意見の食い違いが生まれ、別れることになりました。別れを切り出したのは彼氏でした。
しかし、彼女は泣いて抵抗しました。最後は半ば無理やりに縁を切る形でお別れしたそうです。

そんな別れ方をしたものですから、彼の部屋にはまだ元彼女の私物がたくさんありました。
そして合鍵も彼女に渡したままになっていました。彼はそのことが気になっていましたが連絡をとるのも億劫だったためそのままにしていました。

やがて、男性は新しい恋人を作ります。元彼女とのことも次第に記憶が薄れていきました。
しかし、ある時仕事から帰ってくるとなにか違和感がありました。微妙に部屋のものの位置が変わっているように感じられたのです。
不気味におもいつつも、特に気にしないでそのままになっていました。

それからまたしばらくして、その日は彼女を部屋に読んで二人で過ごしていました。テレビをみていたら急に彼女が「なにこれ?」と言います。彼女が持っているのは真珠のピアス・・・。何か見覚えがあります。そう、それは元彼女のピアスでした。
部屋にあった元カノの私物はすべて処分していたはずです。それがいまさらこんなものが出てくるなんて・・・。
そこで彼氏はその時はじめて合鍵の存在を思い出して身の毛がよだつ思いをしたのです。

合鍵が使えない日

普通、家族の人数分の合鍵を用意して、それぞれが鍵を持ち歩いているということが多いと思います。
ところが、その合鍵を使えなかったという人がいました。

鍵がひとつ新しく必要になったのでホームセンターのカウンターに元鍵を持って行き、作成をお願いしたそうです。新しい合鍵は別の家族にわたして、二人は別行動になりました。
合鍵を持っている人が用事が終わったので家に帰ってきてさっそく新しい鍵で玄関を開けようとしました。するとなぜか鍵がまわりません。
鍵をさすときにも微妙に違和感があり、どんなに力を込めても回りそうにないのです。仕方ないので鍵を抜こうとします。すると抜くこともできません。

このようなことが起こってしまうのはその合鍵に原因があります。
元の鍵と同じ形で作ってもらったつもりでも、実は微妙に鍵山の傾斜角度が違っているとささらなかったり抜けなかったりするのです。
今回は先端に向かっての斜面が上がりすぎていたために鍵がささっても抜けなかったのです。
反対に持ち手側に向かって上がりすぎていると今度は鍵がささらなくなります。

こういった場合、無理にさしたり抜いたりすると鍵が折れてしまいます。
鍵をぬいてさらに新しく鍵を作りなおす必要があり費用が倍かかってしまいます。

部屋に入れない

ある知り合いの女性が体験した本当の話を紹介したいと思います。
その女性は大学生の時ワンルームマンションで一人暮らしをしていたそうです。
近所にコンビニに行く用事があると鍵を掛けずに外に出かけていたということです。

その日もいつものように鍵を掛けずにコンビニに買い物に出かけました。コンビニまでは徒歩五分です。
買い物をして帰ってくるまでに十分、十五分くらいでしょうか。

ドアをあけて家に入ろうとしたところ、なぜか鍵がかかっていて部屋に入れなかったそうです。おかしいな?と思いました。もしかしたら合鍵を持っている彼氏がやってきたのかもしれない、そう思って彼に連絡をしました。
彼は自宅にいたそうです。不審に思いながらも合鍵を持って来てもらいました。
彼氏の合鍵で部屋を開けましたが今度はドアチェーンがかかっていたそうです。ますます不思議です。仕方がないので鍵屋を呼び、ドアチェーンを開けてもらいました。

嫌な予感がしつつ、部屋の中に入ると既に部屋の中は荒らされていたそうです。犯人は空いているドアから侵入し、用心深く鍵とドアチェーンをかけ、部屋を物色した後ベランダから逃げたのでしょう

ちょっとの間だから無施錠でも大丈夫、というこの根拠の無い自信がまんまと命取りになったということです。

ドアスコープにご注意

ドアには必ずドアスコープというものがついています。
ドアスコープについてこれまで一切気にかけてこなかった、という人ももしかしたらいるかもしれませんね。ドアスコープはお客さんが来た時にドアを開けずに外を確認するのに使うものです。もしこれまで外を確認せずにドアを開けていたのならこれからは必ずドアスコープで外を確認してからドアを開けるようにして下さい。そうでないと不用心です。

このようにドアスコープは自分の身を守るために必要なものです。
ですが、このドアスコープによって危険が引き起こされる可能性もあります。
例えば、ドアスコープのレンズが外れていることがあるのです。地震とかなにかの拍子で外れたのかな?と特に気にかけずそのままにしてしまうかもしれません。
が、そのままにしておくのは外から部屋の中を覗けることになるので早く修理を頼むようにしましょう。

それに、ドアスコープが外れているということはもしかしたら知らないうちに誰かに部屋の中に侵入されている可能性があります。
ドアスコープを外して穴ができたらそこから器具を内側に通してサムターンを回し、ドアを開けることができるのです。
なにかなくなっているものがないか、荒らされた形跡がないか確認するようにしてください。そして早急に警察に相談しましょう。